


★日本語は、音をまねて表す語(擬音語)とようすをまねて表す語(擬態語)が豊富だといわれる。これらは中国語ではどのように表されるのだろうか。
★擬音語は、おおむね中国語でも擬音語を用いる傾向がある。
♦イヌがワンワンとほえ続ける。
狗汪汪地直叫。
♦小鳥がピーチクさえずる。
小鸟唧唧喳喳地叫。
♦ただ時計の振り子だけが力チカチと音をたてている。
只有钟摆滴答滴答地走着。
♦ドアをバタンと閉めた。
砰的一声关上门。
♦鉄の扉がガチャンと音をたてて閉まった。
铁门哗啦一声拉上了。
♦雨がザアザア降っている。
大雨哗哗地下着。
★擬態語を中国語で表現する場合、形容詞の重ね型やABB型、AABB型を用いるのが一般的である。
♦張さんはちょっとあっけにとられたが、ふいに私の手をぎゅっと握りしめた。
老张愣了一下,忽然紧紧握住我的手。
♦彼女はおずおずと答えた。
她怯生生地回答。
♦彼はぼ一っとして立ったままだった。
他一直呆呆地站着。
♦部屋の中にはストーブがあってぽかぽかだった。
屋里有火炉子热乎乎的。
♦夏休みになって、キャンパスはがらんとしている。
一放暑假,校园里空荡荡的。
♦先生が怒ると教室はひっそりと静まりかえった。
老师ー发火,教室里变得静悄悄的。
♦彼はいつも仕事をだらだらやっている。
他干活总是磨磨蹭蹭的。
♦乗客たちはせかせかとバスに乗りこんだ。
乘客们匆匆忙忙地上了公共汽车。
♦彼のことをいつもぐずぐずしていると思っちやいけなレヽよ、何かあったときはだれよりもてきばきし ているんだから。
别看他平时黏黏糊糊的,有事的时候比谁都利索。
♦彼は体がふらふらして倒れそうだ。
他身子晃晃悠悠地要倒了。
★日本語で擬態語を用いていても、中国語でぴったりの形容詞の重ね型などがない場合もある。その場合には、その意味を表す単語や四字成語などを用いる。
♦寒くて体ががたがたと震える。
冻得浑身发抖。
♦彼は体ががっしりしている。
他身体长得強壮。
♦このズボンはぶかぶかだ。
这条裤子很肥。
♦彼はじっとこらえていた。
他一动不动地忍耐着。
♦彼はまじめに授業を聞かず、きょろきょろよそ見をしている。
他上课不专心听讲,东张西望。
♦彼女は不安そうにきょろきょろとあたりを見まわした。
她不安地四处张望。
♦みんなはし一んとしたまま聞いている。
大家仍然是鸦雀无声地听着。
♦何をそんなにそわそわしているのかね。
为什么你那样坐立不安呀!
♦彼はじっとテレビを見ていた。
他目不转睛地看着电视。
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